
ビタミンの必要性

Vitamin food sources and functions, rainbow wheel chart with food icons, healthy eating and healthcare concept
ビタミンは体に必要だからいっぱい野菜を食べましょう、果物も食べましょう。
そんな言葉いい加減聞き飽きたよ
必要なのはわかるけど、野菜嫌いだしな〜、果物高いしな〜、
なんて思っていてあまり気にしていない方がほとんどじゃないでしょうか?
かくいう僕もタンパク質や糖質、脂質ばかりに気を取られていて
ビタミンは二の次に考えていました。
けど、いざ勉強してみると
いやいや…ビタミンかなり大事だぞ。なんで今まで疎かにしていたんだろ
そんな自分が恥ずかしくなりました。
今回はビタミンについてかる〜く触れていきます。
ビタミンの摂り方
ビタミンには水溶性ビタミン(B群、C、)と脂溶性ビタミン(D、A、K、E)があります。
水溶性ビタミンは水に溶けやすいので、体の中を駆け巡っていったのち尿などと一緒にすぐに排出されます。
脂溶性ビタミンは油に溶けやすい性質を持ってますので、脂などと一緒に摂ると比較的長く体内に留まってくれます。
これを踏まえると水溶性ビタミンは小まめに摂取して、脂溶性ビタミンはオイルと一緒に摂ればいいということになります。
じゃああとは量ですが、厚生労働省が推奨している1日に必要なビタミン量というのは「最低限必要な量」という事であって
「ビタミン」による最大限の恩恵を受ける量ではない。という事なんです。
例えばビタミンCを例で例えると、厚生労働省が1日に必要な量と出しているのは約100mg
資料をみると心臓血管系の病気予防に必要な量と書いてありましたが、実はそんなわけがないのです。

こちらの図を見ていただくと分かる通り、ビタミンを摂取した恩恵を得られる順番は人によって違います。
これを「体質」といい。
このようなビタミンの仕組みを「ビタミンカスケード」といいます。
つまりビタミンCを100mg摂ったとしても、心臓血管系の病気予防の抗酸化作用が起きる順番が一番下の場合はビタミンが届かない可能性があり、、なおかつ水溶性ビタミンであるCは下に辿り着く前に体から排出されてしまうでしょう。
ですので、ビタミンというのは常に全て代謝が起きるように潤沢にしておく必要があります。
ちなみにビタミンCを常に体の中で全ての代謝が働くように潤沢にするには1日に4,000mg以上必要とされてます。
厚生労働省の推奨する40倍です。。。
後日それぞれのビタミンに関する記事を上げる予定です。
ビタミン何で摂取する?
さてビタミンはとりあえず沢山摂取した方が良さそうです。
じゃあ野菜や果物を沢山摂取する!?
ん〜、それも少し考えなければいけません。

昨今、農薬などの影響で土壌に元気がなくなってきてどの野菜も果物も、栄養価が落ちてきています。
また、品種改良などで栄養価を高めている食べ物は
「品種改良」=「人間が人工的に手を加えてある」=「DNAの形がおかしい場合がある」
人間は元々自然界にあるそのまんまのDNAなら取り込んでも問題ないですが
そうでないものを取り組んでしまうと、「癌」などの病気のリスクが上がる可能性があります。
そしてそもそもビタミンを大量に摂取しようとしたら、ビタミンCを1,000mg摂取するのにレモン1kg必要になります。
なかなか現実的な数値でないですよね。
なので、僕は野菜や果物は普通に食べつつ、ビタミンの摂取はサプリメントで摂ることをオススメします。
